・あなたのビジョンに共感する人をコミュニティメンバーにしましょう
あなたが「場」をつくる人ならば、コミュニティという「場」をどのようなものにつくり上げるかはとても重要です。
あなたが主宰している場や参加している「場」は、どのような雰囲気ですか?
どのような特徴があり、どのような人たちが集まっているコミュニティでしょうか?
講座では、多くの人が講師というポジションで受講者さんに向けて教え、「選ばれる講師」になる努力をしてきたかと思います。
でも、そのあとのコミュニティをつくるときは、「選ぶ主催者」というスタンスをとることが重要です。
講座とコミュニティでは、スタンスを変える意識を忘れないようにしましょう。
講座開催後のコミュニティに参加できるのは、その講座を受講した人たちだけ。
コミュニティは、「掲げているビジョンに共感する人を集めること」が、何より大切なポイントです。
ビジョンに共感しない人、安心・安全な場をつくれない人、依存する人などは入れないようにしましょう。
もし、そういった人たちを入れてしまうと、本当に一緒にやりたい人たちが離れていってしまうことにもなりかねません。
・「知っている」ことを、当たり前にできますか?
よく、「『知っている』のと『できる』のとは違う」と言われますね。
学びを生かすためには、
「知る」→「やる」→「できた」→「わかった」→「当たり前にやっている」
というステップが欠かせません。
せっかく講座で学んでもらうのであれば、
「知るだけではなく、それを実践し、納得して当たり前に活かせるというレベルまでお伝えしたい」
と思いますよね?
でも、新しいことを学んで成果を出すまでには、たくさんの試行錯誤が必要です。
そのためにも、安心して試行錯誤ができる、質の高いコミュニティをつくることが大切なのです。
そして、そのような学びを深める「場」をつくるポイントが、「選ぶ主催者として、どんな人に入ってほしいか明確に決めておくこと」なのです。
・質の高い「場」づくりの5つのポイント
それでは実際に、どのようなポイントを押さえてコミュニティづくりをすればいいのかをご説明します。
質の高いコミュニティづくりには、次の5つの「場」づくりからはじめていきましょう。
1 学び
2 仲間
3 ロールモデル
4 目標設定
5 交流
このコラムでは、「1 学び」についてお伝えしますね。
いまは、さまざまな情報がほとんど無料で手に入る時代になりました。
ネットで調べれば大抵の情報がわかるので、日頃その恩恵を受けている人は多くいらっしゃるでしょう。
あなたも日々、当たり前のようにさまざまな媒体から膨大な情報を得ているのではないでしょうか?
でも、どれだけいい情報を手に入れても、目の前のことに追われ、つい実践しないで終わってしまう人も大勢いるのです…。
・コミュニティのメリットのひとつ、アクティブラーニングができること
質の高いコミュニティづくりに必要な「1 学び」とは、仲間たちと学んでいくものです。
特徴的なのは、アクティブラーニングの実施でしょう。
①知らなかったことを知る
②間違いに気づく
③実践してみる
④発表する
⑤共有する
⑥議論する
どれも、いろいろな人が所属するコミュニティのなかで学ぶからこそ、得られることだと思いませんか?
とくに④⑤⑥においては、通常、自分ひとりでの学びでは得難いことです。
これらのステップをコミュニティのなかで経験することで、
①自ら進んで学ぶ能力
②まわりと協力し合う能力
③新しい課題に気づき解決する能力
などの3つの能力が身につきます。
人間には、自分ひとりではなく、コミュニティの仲間がいてくれることで芽生える力、発揮できる力があるのです。
・学びを深め、人生をより豊かにしていきましょう
次に、提供できるコンテンツの一例をご紹介しましょう。
わたしたちのオンライン講座で、コミュニティ側が提供しているコンテンツは次の5つです。
①定期勉強会、専科
②動画配信
③グループコンサル、個人コンサル
④Q&A回答
⑤e-Learning(eラーニング)
質の高いコミュニティをつくるためにも、ぜひいろいろなスタイルを取り入れてみてください。学びの形が多いほど、受講生の充実度も増していきますよ。
次回は、質の高いコミュニティづくりのポイント5つの2つ目、「仲間について」からお伝えしていきますね!
1 学び
2 仲間
3 ロールモデル
4 目標設定
5 交流
この5つを抑えて、「知っている」から「できる」へと、学びを深められるコミュニティをつくりましょう。
みんなで成長し、豊かになれる「場」ができることで、人生はより楽しく、より豊かに変わっていくはずです。
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