・「美しい経営」は理想の人生を実現する
あなたは、自分の生き方に満足していますか?
わたしが大切にしている「美しい経営」は、働き方や生き方を豊かにします。
それは、長期的な視点で価値を追求する、人生のステージを上げる経営スタイルのことです。
そして、わたしが33年かけて追求し、10年の協会運営で実現を目指してきた、理想の働き方でもあります。
美しい経営は、休み方と働き方のバランスを重視します。
月末月初、国内や海外へ旅行に出かけてもいいのです。
美しい経営を行うと、「あり方」が整い、「人」が集まり、「お金」が増え、「時間」も自由に使えるようになります。
長期的に継続することも重視するため、人が育ち、ビジネスも安定していくのです。
あなたも美しい経営を意識して、「あり方」を整え、豊かな人生を目指しませんか?
・成功のカギは「あり方」が握っている
ビジネスの成功に必要なものは、なんだと思いますか?
それは、「あり方・やり方・ツール」の3つです。
これまでも、この3つは男性向けに別の言葉で表現され、重視されてきました。
・戦略=あり方・マインド
・戦術=やり方・スキル
・手段=道具・ツール
わたしは、そのなかでもとくに「『あり方』を大切にしましょう」と伝えています。
同じやり方・同じツールであっても、「あり方」によって結果が大きく変わってしまうからです。
実際に美しく稼ぎ、しあわせそうにしている経営者の多くは、やり方やツールより「あり方」を大切にしています。
まずは、あり方から整えましょう。
・まわりを大切にすれば「あり方」も整う
「あり方」を整えるには、どうしたらいいのでしょう?
それは、人を応援することです。
目の前のひとりと向き合い、心から大切にすると、自然と「あり方」が整っていきます。
あなたは、どんな心持ちでビジネスをしていますか?
目の前の人に、何ができますか?
「あり方」が整うと、ビジネスは盤石になります。
そうすることで、より多くの人に喜んでもらえるようになるのです。
昨今では、ビジネスにSNSの運用が欠かせない時代になりました。
そのなかで、多くの経営者がSNS運用に頭を痛めています。
「もっといい方法(やり方)はないかな?」
「もっといいSNSツールはないかな?」
と迷走している人は、一度立ち止まってみましょう。
望む結果が得られないのは、やり方やツールが原因ではありません。
「あり方」が整っているかどうかが、結果にあらわれているだけなのです。
ビジネスを右肩上がりにしていくためには、やり方やツールではなく、自分の心持ちを振り返るところから始めましょう。
・「品格」には「才能と徳」が欠かせない
「あり方」を整えるには「品格」が必要です。
その品格を保つには、「才能と徳」の両方を大切にしましょう。
・才能 … 方法、スキル、能力
・徳 … あり方、心持ち、応援、協力、
利他(ほかの人のために行動すること)
ビジネスシーンでは、才能に注目されがちです。
そのため、せっかく才能があるのに、徳を積むことを怠ってしまう人も少なくありません。
でも、たとえスキルや能力でお客さまに喜ばれても、長くは続かないものです。
才能があっても徳を積んでいない人は、人望が薄く孤立してしまいます。
一方、徳があっても才能がない人は、まわりから慕われても才能がないので稼ぐことができません。
だからこそ、美しい経営には、才能も徳も兼ね備えた品格のある「あり方」が必要不可欠なのです。
丁寧に才能と徳の両方を育んで、「あり方」を整えていきましょう。
・ビジネスの花を咲かせましょう
ビジネスは、花を咲かせることにもたとえられています。
ビジネスの花は、種をまいてもすぐには咲きません。
徳を積んで才能を磨いて、ようやく花が咲いたとき、はじめてあなたの元にお金が入ってくるのです。
ときには、花が咲かないまま終わることもあるでしょう。
それでも、花を咲かせようと努力することは、あなたの豊かさにつながります。
それが、あなたのかけがえのない宝物になるのです。
たとえ時間がかかったとしても、才能と徳を兼ね備えた美しいビジネスの花を咲かせましょう。
・うまくいかないときにこそ「あり方」を意識しましょう
「ビジネスがうまくいかない…」
経営を続けるなかでは、そう感じることもあるものです。
そんなとき、すぐに結果が出るツールや、よりよい方法を探そうとする人がいます。
でもそれでは、一時的によくなっても解決には至りません。
頭が痛いときに、薬を飲んでごまかしているようなものだからです。
原因を解決せず同じ薬を飲み続けていると、次第に効果が薄くなります。
そして、もっと強い薬が必要になってしまうでしょう。
頭痛を根本的に治すには、薬に頼るのではなく、まず自分の体質を知ることが大切です。
そのうえで、生活習慣を見直す必要があります。
ビジネスの場合も同じです。
うまくいかないときは、ツールより先に「あり方」である根本原因を探ることから始めましょう。
長く盤石に美しい経営を継続しながら、豊かな人生を歩んで行きたいものですね。
Comments