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執筆者の写真大沢清文

●「ゴールから想像する」ビジネススキルを磨きましょう

・成功する人は「ゴール設計」をしっかりつくっている



 あなたは「ゴール設計」が得意ですか?

 とくに女性経営者からは、「ゴール設計は苦手…」という声も多く耳にします。



 でも、これからの時代、成功する経営者になるためには、まずゴールを見据えて考えることが大切です。

「ゴールを設定し、計画を立てること」は、経営者に必要な「スキル」のひとつなのです



 前回のコラムで、ビジネスで成功する人には、大切にしている「3つの法則」があるというお話をしました。



・マインド(あり方・考え方)

・スキル(やり方・技術)

・ツール(道具)

 この3つは、どれが欠けても成功につながらない、とても重要なポイントです。



 前回は、とくに「マインド(あり方・考え方)」についてお話ししたので、今回は「スキル(やり方・技術)」についてお伝えしていきましょう。


 


・やり方ばかりに目を向けていませんか?



 成功する人が持つ「3つの法則」は、木にたとえることができます。

・根=マインド

…木の土台を支える部分。

・枝=スキル

 …土台である根・マインドが安定するほど、大きく、多方面に伸びていく。

・花=ツール

 …根と枝がしっかり整ったあとの段階。



 多くの人は、この3つのうち、「花」の部分であるツールや道具に注目しがちです。

 たとえば、インスタグラムやFacebookのライブ、AIなどもツールのひとつです。

 でも、そこばかりに目がいって、ツールばかりに力を入れてもビジネスはうまくいきません。

 最後の「花」まで到達できるように、まずしっかり設計をしてから行動することを心がけましょう



・「ゴール」から逆算して考えましょう



 今回は、枝であるスキルについてお話ししていきましょう。

 たとえば、設計図をつくることも成功する人に必要な「スキル」のひとつです。



 多くの人は、目標を達成するために、スタートからどうゴールにたどり着くのかを考えていきますが、成功する経営者は、ゴールを設定し、どうすればいいのかを逆算しています



 成功するために、ゴールから逆算して、

・こんな未来をつくりたいというビジョンを掲げ

・お客様にどうしてもらいたいかをイメージし

 お客様にリピートしてもらい、コミュニティに入ってもらえるように、しくみをつくっていってくださいね。

 これが、消費者目線の集客動線をつくることにもつながります。



・「動線」の流れを知って、スキルを磨きましょう



 成功している人は、お客様に喜んでいただきながら、ビジネスがうまくいくしくみづくりから始めています

 今回は、コミュニティのつくり方を例に、一緒にゴールからの流れを確認していきましょう。


①ゴール設定をする

理想のお客様像をイメージして「どうしてもらいたいのか」を想像し、「こんな未来をつくりたい」というビジョンをイメージする。


②理想のお客様やビジネスパートナー像を決める

お客様にどんな悩みがあるのか、お困りごとを知る。

そのときにいてほしい、ビジネスパートナーもイメージする。


③お客様に見つけてもらうためにツールを使って集客をする

無料登録やSNS登録から集客するのがおすすめ。

このとき、理想のお客様がいる場所、使っているツールを使用する。


④最初に信頼関係を築く

信頼関係をつくるために、無料商品・体験商品などを取り入れて接客する。


⑤販売する

 無料商品の体験をしていただいている合間に、さり気なくセールスをしていく。


⑥契約をしてもらう

講座や商品やサービスなどを購入・契約してもらう。


⑦お客様に会員になってもらう

継続してもらうために、コミュニティの会員になってもらう。

また、コミュニティや商品・サービスを紹介してもらう。



 いかがでしょうか?

 この①→⑦を「集客設計」と言い、⑦→①の流れを「セールス設計」と言います。

 まずは、この順番を把握して進めてみてください。



 集客設計・セールス設計を組み立てられるようになることはもちろん、お客様やスタッフにも説明できるようになることが、成功する経営者に必要なスキルなのです。



●ゴール設計で、理想のお客様・ビジネスパートナー・豊かな人生を手に入れましょう



 マインドを整えて大きく根を張ったところに、スキルを身につけていくと、木の枝は大きく広がっていきます。

 そのあと花を開かせることで、多くの人が集まる「木」になるはずです。



 成功する人の「3つ法則」を取り入れることで、ビジネスパートナーやお客様、そして豊かな人生を手に入れることができます

 ぜひ、ゴールを設計するスキルも身につけて、一緒にしあわせな経営者を目指していきましょう。







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