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執筆者の写真大沢清文

●「ビジネスの種」を見つける 、成功する人の特徴とは?


 ・「ビジネスの種」はお困りごとのなかにある

 

 

 あなたは、何か悩んでいることがありますか?

 人は、悩みを解決したいと思っているものです。


 

「ビジネスをもっとよくできないかな…」

「この問題解決に、こんなものがあったらいいのに…」

 こんなお悩みの声が聞こえたときに、

「代わりにわたしがやりますよ!」

 と手をあげられる人がビジネスで成功する人です。



 たとえば、ダイエットや英会話などは、身近な「お困りごとを解決するビジネス」の代表格といえるでしょう。

 


 とはいえ、世の中の人が何に困っているのか、すぐにはわからないかもしれません。

 そんなときは、家族や同僚、大切なお客さまなど、身近な人に興味を向けてみてください。

 身近な人たちが、何か困っていることはありませんか?

 


 日頃からまわりの人に意識を向けると、何気ない会話や表情などから見逃していた「何か」に気づけることがあります。

 


 ビジネスには、かならずしも特別な資格やスキルが必要なわけではないのです。

 相手を思いやる心を磨き、「ビジネスの種」を見つける習慣を持ちましょう

 

 

・お客さま視点で考えていますか?

 

 

「なかなかお客さまが集まらない」

「リピートしてくれるお客さまがいない…」

 こういった相談も多く寄せられます。

 


 このような悩みを抱えているなら、自分のやりたいことだけをしてしまっているのかもしれません。

 そんなときは、一度、お客さまの目線で考えてみましょう。

 


 お客さま側になったあなたがいまのサービスを受けたとき、本当の望みを叶えられていますか?

 心地よく過ごせていますか?

 


 このように、お客さまの立場に立って振り返ることも大切です

 そうすると、新しいアイデアが浮かんでくるかもしれませんよ。

 

 

・「体験」がお客さまの喜びにつながる

 

 

 同じお悩み事を解決するサービスでも、人気には差があるものです。

 そして、ファンが多い人気のお店や企業には、ある3つの共通点があります。

 


1 商品の品質がいい

2 コストパフォーマンスが高い

3 顧客サービスがいい

 

 とくに、ものがあふれた現代では顧客サービスが重要です。

 


 あなたも、毎日行きたくなるようなお店や、つい応援したくなるスポーツチームがあるのではないでしょうか。

 そこには、あなたの気持ちをワクワクさせたり、楽しくさせたりしてくれる「何か」があるはずです。

 


 また、人にはワクワクしたり嬉しくなったりして感情が高揚すると、ついものを買ってしまうという傾向があります。

 商品や知識ではなく、お客さまに喜んでもらえる「体験」を提供できるようになると、お客さまは、あなたや会社のファンになってくれますよ

 

 

・一流には一流のおもてなしがある

 

 

「ワクワクして、つい買っちゃった」

 という体験は、とてもしあわせな気持ちになりますね。

 お客さまに、そういった体験をしていただくにはコツがあります。

 


 たとえば、一流の高級ブランド店などでは、

「これ、いいですね」

 と言っても、

「いまがお買い得です! 買わなきゃ損ですよ」

 と、一方的に売り込んでくることはありません。

 


 また、VIPルームは、そこにいるだけでもいい気分になることができます。

 特別な気分でお買い物ができると、

「次もここで買いたいな」

「また、ここに来たいな」

 という気持ちがわいてくるものです。

 


 もちろん、VIPルームは頻繁に購入してくれるお得意さま限定なので、一見さんが行ったら逆に緊張してしまいます。

 


 訪れるお客さまの層に合わせて、適切なサービスを用意することが大切なのです

 

 

・顧客満足度が上がる秘訣は「感情」が動く接客!

 

 

 接客にもいろいろな形がありますが、人は心地よい接客を好むものです。

 


 心地よい接客には、

・そこで大切に扱われたという特別感

・ほしいタイミングでほしいものが出てくる安心感

・自分が決めて買ったという納得感

 といった感情が含まれています。

 


 このように感情が動くとき、人は気持ちがよくなり、つい買ってしまうでしょう。

 


 とくに女性は、感情が満たされているときに、その人や商品、サービスを好きになり、ファンになるものです

 


 よりよい接客を目指すときは、ぜひ、お客さまの「感情」に目を向けてみてください。

顧客満足度が上がり、変化が訪れるはずです。

 

 

・相手の視点を持ちファンを増やしましょう

 

 

 ファンが多いお店や企業と同じように、ファンがつかないお店や企業にも特徴があります。

 たとえば

「売り込みばかりで、こちらの話を聞いてくれない…」

「いい返事をするまで帰してもらえない…」

 というお店には、あなたもきっと行きたいとは思わないでしょう。

 


 一生懸命さや必死さが仇となって、結果的にお客さまを遠ざけてしまっている場合もあるのです。

 どんな事情があっても、お客さまの心を尊重しない接し方はしないように、注意しましょう。

 


 最初にお話ししたように、お客さまの心を尊重し、本当に相手を思いやることで「ビジネスの種」が見つかります。

 お客さまの立場で考える視点を持つことで、あなたのファンを増やしていきましょう





 

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