・見返りを求めない人が応援される
「いつも大事なときに、まわりが助けてくれる!」
という人たちには、ある共通点があります。
それは、「見返りを求めず相手に与えていること」です。
反対に、
「この人に〇〇してほしいから、これをしよう」
「募金をすると、よいことが起こるのではないか…」
「誕生日プレゼントをあげたのに、お返ししてもらえなかった…」
と思ってしまう人は、自分で応援の循環をせき止めてしまっています。
「わたしがしたことを、あなたが誰かにしてあげてね」
と、さらりと言える人が、まわりから応援されるのです。
「自分は満たされている」という気持ちで、お金や心や時間を使い、まわりに貢献していきましょう。
見返りを求めずにギブできるようになると、自然と応援が入り、ビジネスも伸びていくのです。
・まずは自分から与えましょう
ビジネスには、何事も「まずは自分から与える」という心がけが不可欠です。
「お金が入ってこないな…」
と思うことがあるとしたら、普段から人にギブする心が足りていないのかもしれません。
自分の言いたいことを発信し、やりたいことだけをするのは、自分の利益だけを追求する「テイカー」の発想です。
まずは、自分のやりたいことよりも、お客さまの問題解決を優先しましょう。
ギブする気持ち、自分から先に相手に与える気持ちが、ビジネスがうまくまわる秘訣なのです。
・徹底的に与える熱意はかならず伝わる
繰り返しになりますが、お客さまに喜んでいただくには、まず自分から徹底的にギブすることが重要です。
「こんなにしてもらっていいんですか?」
「ここまでしてくれるなんて、ありがとうございます」
とお客さまに言われるくらいまで、与えましょう。
以前わたしは、お客さまに喜んでいただくために、「100人の無料モデル」を募集したことがありました。
このときに心がけたのは、絶対に売り込みをしないことです。
ただ、「ありがとう」という言葉をいただけるように真剣に取り組むと、不思議なことに、その熱意がお客さまに伝わります。
すると、お客さまのほうから
「友人を紹介したい」
「ここまでよくしてもらっているから、お金を払いたい」
と言っていただけるようになるのです。
お客さまに喜んでいただいて、ここまで言っていただけるようなサービスを提供できるようになったら「本物」になった証でしょう。
・徹底して「ありがとう」と言われることを実践する
信頼を積み重ねることは、ビジネスでは欠かせません。
そのためにも、まずは「ありがとう」と言われるように徹底しましょう。
スタッフがいる場合は、社内全体で取り組むことが大切です。
わたしがまだメイクの仕事をしていた頃に心がけていたことは、まず、お客さまの悩みを聴くことです。
そして、すぐに解決できないことがあれば、
「考えるのに、1週間待っていただいてもいいですか?」
とお伝えして、解決策を考えたら来店していただいていました。
このように、目の前の「ひとり」を大切にすると、より深い信頼関係を築くことができますよ。
「相手のお悩みを解決すること」は、わたしの仕事がオンライン講座やコンサル事業に変わった現在でも、コンテンツづくりに役立っています。
また、わからないことを本やセミナーで学ぶ習慣は、自分の成長につながってきました。
「ありがとう」と言っていただけるように、目の前のお客さまのお悩みに徹底して取り組んでみませんか?
信頼を積み上げていくことで、理想的なお客さまが集まり、結果的にビジネスも安定していきますよ。
・感動は「初回」に伝わりやすい
あなたは、お客さまが一番感動されるタイミングはいつだと思いますか?
それは、初回です。
最初にサービスを受けたときの感動は、とても大きな印象として残ります。
ですから、最初にしっかり結果を出して、大いに喜んでいただけるようにしましょう。
そのときの感動がまわりの人にも一番伝わりやすく、紹介につながりやすいのです。
輪を広げていくうえでも、初回はとくに重要です。
そして、もし紹介をいただけたら、アフターフォローまでしっかり行ってくださいね。
コミュニティが大きくなってもフォローが手薄にならないように、人と人とでつながる環境やしくみを整えていくことが大切です。
時代がどんなに変化しても、まわりの人にギブし「ありがとう」と言われる人は、応援され、ビジネスが伸びていきます。
あなたも、自分のスキルや時間や心を使ってまわりに貢献し、美しい経営を目指しませんか?
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