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執筆者の写真大沢清文

●「漠然とした将来への不安」を解消する唯一の方法は、未来を決めること

・女性の3大お悩みとは?



 仕事柄、たくさんの女性のお悩みをお聞きする機会があります。

 そこでわかったのが、多くの女性たちが「人間関係」「お金」「美容」で日々悩んでいるということです。

 これらは、女性の3大お悩みと言っていいほど、ご相談の多いテーマです。



 女性に限ったことではありませんが、


「よい人間関係を築きたい」

「いつまでも若々しく健康でいたい」

「ある程度のお金はほしい」


 という思いは誰しもが持っているもの。



 だからこそ、悩む人も多いのでしょう。

 じつは、ここ数年で急激に増えたお悩みがもうひとつあるのです。



 それは「漠然とした将来への不安」です



「人生100年時代」と言われて久しいですが、健康寿命が延びた分、未来への不安を抱える人も増えています。

 女性は男性に比べて、仕事や結婚、出産など変化が多いライフスタイルを歩む方が多く、人生の節目で悩むことも多いのでしょう。



 日本女性の2人に1人は50歳とのこと(2020年時点)。

 仕事や子育てがひと段落し、第二の人生を歩んでいくために50歳を過ぎてから起業する女性もめずらしくありません。

 そういった行動力のある女性のなかでも、やはり「未来が不安」と吐露する方が多いのです。



 ちなみに、人気アニメ『サザエさん』に登場するフネさんの年齢は52歳です。

 現代の感覚からするとかなり年上に見えるのではないでしょうか? 

 それくらいわたしたちの人生は、親世代に比べて長くなっているのです。




・具体的な未来を描くことで、不安がだんだん消えていく



 わたしは将来への漠然とした不安を消す唯一の方法が「未来を決めること」だと思っています。



 言い換えれば、未来のことをどんどん具体的にしていくことです。

「こんな未来にしたい」と誰かと話すこともいいでしょう。

 そうしていくうちに自分のありかたも整っていくのです。

 でも、なかなか決めることができない女性が多いような気がしています。



 実際に、なにかをやると決めると行動が伴うのです。



 たとえば、「やせたいな」「肌をきれいにしたいな」と思っていても、実際行動に移す人はどれくらいいるでしょうか。

 でも、結婚式の日取りが決まった瞬間、エステや脱毛の予約を取るようになったりするものです。

 あなたも同じような経験がありませんか?



 人は決まらないから「どうしよう…」と不安になるもの。

 でも、決めて行動することで、心にずっしりとのしかかる不安はいつのまにか消えてしまいます。




・あなたの思いを明らかにすることが大切



 このとき、ぜひ自分に「わたしはどうしたい?」と聞いてみてください。

 よく「どう思いますか?」と聞く人がいますが、これでは自分で決めたことにならないのです。



 ある女性が、わたしの講座を受講する際に

「とりあえずやってみて、もし自分に合うようなら協会をつくります」

 と言っていましたが、わたしは

「それは違いますよ」

 とお伝えしました。



 まず、協会をつくると決めることが大切なのです。

 決められるということは、「年商1億円を目指して、社会の役に立ちたい」といったその人なりの思いがあるということ。



 ここがぼやっとしたまま行動に移しても、問題を先送りにしているだけで、きっと不安は消えないでしょう。



「本当のところで自分はどうしたいのか?」

「誰とどんな人生を歩むことがしあわせなのか?」

「人生でどんな感情を味わいたいのか?」



 すぐにはわからないかもしれませんが、日々の小さな選択も人任せにせず、自分の気持ちを大切にすることで自分の本当の思いがどんどん明確になっていくはずです。



 仕事もプライベートもまずは具体的な未来を決めること。



 これが未来への漠然とした不安を解消するための第一歩。

 ぜひ、想像するだけで心躍るような未来を描きましょう。





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