・「迷惑をかけないようにしよう」とブレーキをかけていませんか?
「まわりの人の迷惑にならないように行動しよう」
という風潮が日本にはありますが、なかには
「これをしたら、まわりの迷惑になるかもしれないからやめておこう…」
と、いきすぎた思いグセを持っている人も見受けられます。
その理由のひとつは、「教育」です。
北欧諸国では、
「この子が社会に出てどのように貢献できるか」
という視点で子育てをしていますが、日本では多くの人が
「他人に迷惑をかけないように」
という視点で教育をしているのです。
そのため、小さな頃から「迷惑をかけてはいけない」と考えるクセがついている人も少なくありません。
でも、まわりに迷惑をかけてしまうことは誰にでもあることです。
「○○をしたいけれど、家族に迷惑をかけないようにしなければ」
「社員の生活を守るために手堅くいこう…」
こんなふうにチャンスを逃してしまうのは、とてももったいないことだと思いませんか?
経営には成長が不可欠です。
自分・会社・メンバーの成長のためにも、経営者が「迷惑をかけてはいけない」と思いすぎていないか、見直してみてください。
・応援でお返しすることもできる
ときには、まわりの人に迷惑をかけてしまって落ち込むこともあるでしょう。
でも、誰かと関わるなかで、迷惑をかけてしまうことをゼロにはできません。
わたしは、まわりの人への迷惑を気にしすぎてしまうタイプの人の場合には、
「どうぞ、迷惑をかけてください」
と伝えています。
それは、迷惑をかけないようにするよりも、「お互いさま」の気持ちで動くほうがうまくいくからです。
相手に迷惑をかけてしまうときは、応援することでお返しすることもできます。
それが、まわりへの貢献につながるのです。
貢献することで自分の「あり方」を整えていくと、自信がつき、自由にチャレンジができるようになり、人生がより豊かなものになっていくはずです。
ぜひ、「迷惑をかける」ことよりも「応援すること」に目を向けてみてくださいね。
・社会の役に立つ視点で考えましょう
ビジネスや人生をよりよくしていくためには、あり方を整えることが不可欠です。
「人の役に立てるかどうか」に目を向けると、自然と自分のあり方も整っていきますよ。
それは、社会貢献を考え始めると、徳を積むことができるからです。
そして、ビジネスもプライベートも、さらには、人生も豊かになっていくでしょう。
しあわせな経営者ほど、自分だけでなく、相手や社会に想いをめぐらせているものです。
もし、もっと飛躍したいなら、
「自分がどうすれば社会に貢献できるのか」
という視点で物事を考え、「社会貢献」を事業に取り入れてみませんか?
自分のなかで何かが明らかに変わって、人生が好転していきますよ。
・貢献はまず「自立する」ところから!
まわりや社会に貢献するうえで欠かせないのは、「自立」です。
一人ひとりが自分の足で立つためには、3つのポイントが求められます。
1決心
・「わたしがやります!」と決心する
・必要な勉強をする
2 約束
・「かならず成果を出す」と約束する
・クライアントさんの成果を約束する
3 期限(締切)
・人は才能や能力ではなく期限で動いているため、締切ギリギリまでがんばる
成功する人は、期限ギリギリまでいい作品を届けようと取り組みます。
最後の最後までがんばれる人がうまくいくのです。
この3つに取り組むと、「誰かがやってくれるはず」という甘えや依存心がなくなっていくはずです。
美しい生き方をしている人は、誰もが自立しています。
3つのポイントを意識して、自分の力を発揮する人・チームを育みましょう。
・ビジネスは、自分・相手・社会の「三方よし」で考える
普段からまわりの人たちに想いを寄せることは、人としてとても大切です。
自分のことばかり考えていると、人は離れていってしまいます。
そうならないように、自分よし・相手よし・社会よしの「三方よし」のビジネスモデルをつくりましょう。
1 自分が豊かになること
2 お客さまも豊かになること
3 自分の提供するものが社会から求められること
この3つが揃ったとき、自分の提供するビジネスに自信を持つことができます。
「三方よし」を心がけているうちに、自然とあり方が整い、まわりに人が集まって来るのです。
いかがでしたか?
貢献に目を向けると、「迷惑になるかも…」と考えるヒマがなくなっていきますよね。
このようにあり方が整っていくと、ビジネスも人生もぶれなくなっていきますよ。
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