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執筆者の写真大沢清文

●「3タイプ」のバランスのいいチームは、右肩上がりになる

・人を育てることは「自分育て」



 自分とタイプの違う人と関わるとき、

「あの人と合わない」

「何を考えているのかわからない」

 と戸惑ってしまうことはありませんか?

 


 でもそんなときに、相手を否定せず

「そうなんだね」

 と興味を持って受け入れることができれば、相手との距離を縮め、良好な関係をつくれるはずです。



 ぜひ、人の3つの個性のタイプからお互いの違いを知り、どんなふうに関わればよいかを考えてみましょう。

 また、3タイプの関係性を知ることで、チームでもよりよい関係性をつくれるようになりますよ。



 相手との個性の違いを「あきらかに認める(受け入れる)」のは、いい意味での「あきらめ」です。我慢するのではなく、自分も楽しみながら許容量(器)を広げましょう

 これが、「人を育てることは『自分育て』」といわれる所以なのです。

 


 今回は、各タイプ同士の関係性についてもご紹介していきますね。



・MOONとEARTHの場合、EARTHが寄り添えるとうまくいく



 MOONとEARTHがスムーズな関係性の場合、MOONの話はEARTHに入りやすいでしょう。

 ただ、MOONが

「それは、なぜですか? どうしてですか?」

 と聞きたがると、自分を持って自己完結したいしっかり者のEARTHは、

「少しは自分で考えて!」

 と思ってしまうかもしれません。



 でも本来、ポイントをつかんでわかりやすく話すことができるのがEARTHの長所です。少しMOONに寄り添って話を聞いてあげれば、とてもわかりやすく導いてあげることができる関係性になるでしょう



・EARTHとSUNの場合、SUNが興味を持つと発展的な関係になる



 EARTHとSUNの関係性がうまくいっているとき、EARTHの話は、SUNの耳に入りやすいでしょう。

 SUNはあちこち考えが飛んでしまいがちですが、端的に伝えることが得意なEARTHの話は、ポイントを押さえていてわかりやすいのです。



 反対に、「苦手だな」と感じている関係性の場合、つかみどころのないSUNにとって現実的なEARTHの言葉は、ストレートすぎてクレームに感じてしまうことがあります。

 ただ、本来カリスマ性があり、組織ではリーダー気質のSUNが、EARTHの端的な話に興味を持ち、その意図をとらえられると、ぐっと発展的な関係を築くことができますよ



・SUNとMOONの場合、観察力のあるMOONがよき理解者になる



 SUNとMOONがいい関係性の場合、SUNの話はMOONに入りやすくなります。

 でも、丁寧に説明するタイプのMOONは、あちこち話が飛んでしまうSUNに対して、話を聞いてもらえていないように感じるかもしれません。

 気分が変わりやすいSUNの話がどんどん展開していってしまうとき、MOONは持ち前の観察力で「いまは、そんな気分なのだな」と受けとめてあげると、信頼関係を築いていけるでしょう



 このように、それぞれの違いを知ると、(MOON→EARTH→SUN→MOON)というように、3タイプの強みと苦手がうまく噛み合っていることがわかります。

スタッフと関わるときにも、ここを押さえて、お互いの強みを活かしていきましょう。



・3タイプの関係性を活かしたナンバー2とタッグを組みましょう



 組織のなかでナンバー2を選ぶとき、うまくいくポイントがあります。

それは、トップにとって「苦手なタイプ」にナンバー2に入ってもらうことです



 先ほどお伝えした関係性を踏まえ、それぞれにあったナンバー2は、次のような組み合わせになります。



・MOONのトップに合うナンバー2 → SUN

・EARTHのトップに合うナンバー2 → MOON

・SUNのトップに合うナンバー2 → EARTH



 苦手なタイプの人は、自分に足りないものを補ってくれるので、経営がうまく回り業績が大幅にアップするでしょう。

 それぞれの特徴を把握して、自分にあったナンバー2とタッグを組み、ビジネスを広げていきましょう。



・まわりが同じタイプばかりでは、うまくいきにくい



 じつは、同じタイプばかりが集まると、組織はうまくいかなくなる傾向があります



 MOONばかりが集まると、話し合いが多く、まわりから見ると雰囲気はよくても、結果が出づらくなります。



 EARTHばかりの集まりでは、効率重視で目標達成率も高く売上は立ちますが、遊びがなくギスギスした雰囲気になりがちです。



 SUNばかりが集まると、話があちこち展開して楽しく盛り上がりますが、お互い話を被せて何を話しているのかわからないケースが見られます。



 このように、いい関係性を築き、ビジネスで結果を出すには、タイプを把握したうえでチームのバランスをとることも大切な要素なのです。



●「3タイプ」を活かして、パフォーマンスを上げていきましょう



 3タイプの調べ方は、拙著、書籍『ビックリするほど当たる! 12色キャラ診断』『みんなちがって みんなだいすき!』(ともに、かざひの文庫)、電子書籍『10色のカラーでわかる 運気リズム診断』(Kindle出版)に掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。



 お互いを知ることで、コミュニケーションは円滑になっていき、無理をしなくてもチームのパフォーマンスが上がっていきます。

 キレイデザイン学では、人材育成を楽しみながら、ビジネスを成功させていく経営者が増えていくことを応援しています。


 

ぜひ一緒に、「3タイプ」の個性を活かして人を育てて、楽しく、軽やかに経営を右肩上がりにしていきましょう






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