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執筆者の写真大沢清文

●「Who・ Why・ What」 で理想のお客様を見つけましょう

・本命講座の設計は、考える順番がカギ



 本命講座を設計するとき、あなたは何から決めていますか?

じつは、設計のときの「考える順番」はとても大切なポイントなのです。



 本命講座は、次の3つのステップで設計を考えていきましょう。



① Who 「あなたは誰をしあわせにしたいですか?

② Why 「なぜ、この講座を開講したいのですか?

③ What「何を提供しますか?



 ぜひ、この3つを具体的に言葉にしてみてください。

 それに共感してくださる人が、あなたの理想のお客様なのです。

 


 では、どう設計するといいのか、3つのステップをひとつずつ具体的に考えていきましょう。



・Who? 「あなたは誰をしあわせにしたいですか?」



 ここでのポイントは、しあわせにしたいと思う“たったひとりの特定の人”を設定することです。



 講座を開催するとき、

「誰でもいいからたくさん来てほしい」

 という思いで、集客からはじめてしまっていませんか?

 そうすると、受講対象者(ターゲット)があやふやになり、その後の講座コンテンツづくりにも影響してしまいます。

 そうならないために、かならず最初に、“たったひとりの特定の人”を決めるようにしてください。



 たとえば、仮にターゲットを“Aさん”として設計を考えてみます。

 このAさんは、本命講座だけでなく、オファー講座、フロント講座の共通のターゲットにしてもいいでしょう。



・いままで受講して、一番喜んでくれた人

・いままで受講して、一番大きな成果が出た人

・目の前で悩んでいる人

・昔の自分

 などから、理想のお客様像に該当する人を思い浮かべ、“Aさん”の具体的な悩み、欲、夢を書き出してみましょう。

 

 そして、Aさんのビフォーアフター(講座を受ける前と受けたあとの変化)も、文章化してみてください。

 イメージするだけではなく、言語化・文章化することがとても重要です。

 書き出してみることで、「Who?」を具体的にしていきましょう。



・来てほしい人に向けて、告知ができていますか?



 あなたは講座を募集するときに こんな告知をしてしまってはいないでしょうか?



「誰でも、短期間で簡単に学べます」

「今回特別価格、3時間3000円」

「あなたのやりたいことが、きっと見つかります」



 ドキッとされた方もいるかもしれませんね。

 これらのメッセージから読み取れる「受講してほしい人」は、こんな人です。

・自分が何をしたいかわからない

・短期間で簡単に技術が身につくことを求めている

・価格が安ければ、ちょっと試しにやってみたい人



 でも、あなたが募集したかった人は、このような人たちでしょうか? 

 きっと、本当は違いますよね。



 もし集客で、ミスマッチが起きてしまっているなら、それは、あなたのメッセージに「Why」がないことが原因かもしれません。



・ Why 「なぜ、この講座を開講したいのでしょうか?」



 イメージする理想のお客様を相手に、あなたは何を教え、どんなゴールを提供できるのでしょうか?

 あなたが本当に講座に来てほしい人を、告知する段階から、明確に絞っていきましょう。



 アップル社は、どうして熱狂的なファンを生み出せたと思いますか?

 それは、スティーブ・ジョブズがこの「Why」からはじまる問いを、何度も何度も繰り返したからです。



「なぜ、あなたはその講座を開講したいのですか?」

「その講座を受けてほしい人は誰ですか?」



 このように、あなたが提供する本命講座を受講したら、どのように変わり、何ができるようになるのかを設定し、ターゲットAさんを明確に定義していきましょう。



・ 「Why」から、あなたのミッションが見えてくる



 現在は、商品で大きな差別化をはかることはできません。

 わたしたちの講座コンテンツも同じで、素晴らしいものであればあるほど、すぐに真似されてしまいます。



 ですから、これからの時代は、

「誰から学ぶか?」

「誰と一緒に学ぶか?」

 といった、「想い」や「ミッション」が、お客様から選ばれる決め手になっていくでしょう。



 ぜひ、「Why」からはじめる次の3つの質問で、ミッションを設定してみてください。

1.目的 何のためにやっていますか?

2.対象 誰のためにやっていますか?

3.価値 みなさんは何に魅力を感じて参加しますか?



 この3つの質問を繰り返し、繰り返し、自分に行なってみてください。

 どなたにも、かならず奥底の想いというのがあるはずです。

ミッションを明確に発信できるようになると、どんどんお客様から選ばれる講師になっていくでしょう。



・What 「何を提供しますか?」



 本命講座の対象者が明確になり、なぜやりたいかを決めると、本命講座のコンテンツが明確になっていきます。

 ここから、あなたの本命講座の概要を具体的に書き出してみましょう

項目は次のとおりです。



・・・・・・・・・・・・・


1.時間

〇時間×〇回   

〇時~〇時


2.価格

〇〇万円


3.タイトル


4.内容

「○○で悩んでいる(~になりたい)〇〇さんが、この講座を受講すると、○○ができるようになり、○○の状態になります」


5.募集人数


6.いつからはじめますか?

1回目 ○○年〇〇月〇〇日

2回目 ○○年〇〇月〇〇日

3回目 ○○年〇〇月〇〇日



・期日を明確にすることで、実現に向けて動き出せる



「Who・Why・What」の3つのステップで講座を設計すると、理想のお客様像が明確になります。

 そうすると、そのターゲットに合わせた講座内容をつくり、告知ができるようになるので、どんどん、自分に合った人が来てくださるようになるのです。



 そして、3ステップ目の本命講座の概要で、

「〇月〇日からやります!」

 とスタートする日時を確定することで、自動的にそこへ向けての準備が進んでいきます



 あなたも、「Who・Why・What」の3ステップで、理想のお客様が集まる講座を実現させていきませんか?






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