・「色」の特徴を活かして、チームで活躍しましょう
チームでビジネスをしていると、ときにはぶつかることもあるでしょう。
でも、お互いの個性を理解し合えれば、意見の違いは、よりよいビジネスにつながっていきます。
それぞれの特徴を把握し、尊重していくことができたなら、ビジネスも大きく発展していくでしょう。
わたしたちキレイデザイン協会では、一人ひとりの個性を、生年月日から導き出した「12色」でご紹介しています。
「色」の調べ方は、拙著、書籍『びっくりするほど当たる！ 12色キャラ診断』（かざひの文庫）などで掲載していますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
今回は12色のなかから、「グリーン」の人の特徴や接し方、チームでの活かし方などをお伝えします。
・グリーンは、森を守り、天に向かってまっすぐ伸びる大樹のような人
グリーンの人の特徴は、なんといっても和を尊び、自然のサイクルを大切にするところです。
何が起きてもどっしりとかまえ、日々心穏やかに過ごすことを望んでいる平和主義者。
関わった人は自分の大切な仲間だととらえ、みんながしあわせになるためにはどうすればよいかを常に考えています。
助け合い、ゆっくりと根を張っていける居場所があることで、気持ちが安定し、心のバランスが保たれます。
共存共栄できる環境をつくっていくことを意識すると、しあわせ度がどんどん増していきますよ。
・グリーンのキーワードは、「ヒューマン」
グリーンには、次のような特徴があります。
・人の話をよく聞く
・状況を落ち着かせる力がある
・相談されるととても喜ぶ一面も
・平和、人間愛を大切にする
・みんなで助け合うのが当たり前だと思っている
キーワードは、「ヒューマン」で、安定力、休息、癒し、リラックスです。
グリーンの人は、平和と安定を呼び、心や身体を落ち着かせてくれます。
グリーンの色自体も、中和・中立を象徴するカラーです。
たとえば、会議室に観葉植物があると、それだけで部屋の雰囲気がよくなりますよね。
その場にいる人や空気を穏やかにしたいときに、グリーンはとてもおすすめです。
疲れたときにグリーンに触れることで、ゆったりと休息することもできますよ。
・仕事面では、和を乱すことを嫌い、チームワークで力を発揮する
グリーンの人は、チームで行う仕事や、組織のなかで力を発揮するタイプです。
仲間やチームワークを大切にするからこそ、勝手な判断をしたり、和を乱したりすることを嫌います。
グリーンは、計画を立てて実行することも得意です。
何かを始める前には、しっかり計画を立ててから取り組むと、達成感も得られてやる気も出ます。
指示されたことはきちんと遂行するため、仲間やチームのメンバーからも頼りにされていることでしょう。
じつは、抜群の情報収集能力があるため、積極的に情報収集の役割を担うと評価されやすくなります。
「あの人に聞けばわかる」という場面が、日常でも多くあるはずです。
受け身ではあるものの、仕事の目的や目標を持たせると張り切るタイプ。
仕事をお願いするときには、目的や目標を伝えてあげるとがんばってくれるでしょう。
・協調性があり、「関わる人の力になろう」とする傾向がある
自分のまわりの人との人間関係を大切にしており、誰とでも分け隔てなく良
好な関係を築けるのも特徴です。
頼りにされると、誰かの役に立っている喜びを感じる分、親身になってアドバイスをします。
また、モラルを大切にする常識人でもあります。社会的に、客観的に物事を判
断して意見を言えるため、人の相談に乗るのが得意です。
寂しがり屋さんなので、広い人脈を持っていますが、基本は１対１で話をする
ことを好みます。
「和」を乱すことを嫌うので、決して誰かを仲間はずれにしたりはしません。
もちろん自分が寂しがり屋さんということも影響していますが、ひとりぼっちの人を見過ごせないタイプです。
グリーンの人が誰かを気にかけている場面に遭遇したら、ねぎらいの言葉をかけてあげてください。
情報収集家なので、おもしろそうなことがあったら教えてあげると、信頼関係を築くきっかけにもなりますよ。
・疎外感を感じさせない対応でチームワークを深める
グリーンの人には、存在を忘れていないことがわかるような声かけをしてあげることが効果的です。
「よく知っているね～！」
「みんなのことを考えているね」
「みんな『○○さんのことを好き』って言っていたよ」
「みんながやっているよ」
こういった言葉がけをすると、気持ちが安定します。
このように、相手を思いやるひと言や、「忘れていないよ」ということが伝わるような振る舞いを意識することで、お互いに安心して関わることができるのです。
コミュニケーションが円滑になると、一人ひとりの個性がチームで活かされ、ビジネスもより大きく発展していくでしょう。
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