・SNSを最適な「入口」にしましょう
「なかなか集客ができない…」
「どこから集客をすればいいのかわからない…」
あなたも、このようなお悩みを抱えていませんか?
集客には、「入口」が必要です。
わたしは十数年前からメルマガで集客をしていますが、メルマガは入口ではありません。
現在、わたしが集客の「入口」として活用しているのは、SNSです。
でも多くの人は、SNSでいきなり「接客」をしてしまうので失敗しているのです…。
今回のコラムでは、メルマガとSNSの役割の違いと活用の仕方についてお話ししていきましょう。
・お客様が利用しやすいツールを「入口」にしましょう
あなたは、メルマガとSNS投稿どちらのほうが手軽だと思いますか?
わたしがお客様にアンケートをとったところ、多くの人が
「SNSの投稿のほうが気軽でいい」
と言われていました。
とくに新しいSNSツールの場合、最初の3ヵ月はお客様も興味を持ってよく見ているので、人が集まりやすくなります。
TikTokやClubhouseも、出たばかりの頃はリストをとりやすいツールでした。
SNSは常に変化しているので、常に新しいものを取り入れられるように、アンテナを広げておきましょう。
もし、あなたもメルマガを配信しているなら、メルマガ上で、
「Instagramに来てね」
「TikTokに来てね」
というように、一番力を入れているSNSを案内することで、お客様のお申し込みをうながしていくのもおすすめです。
・メルマガは関係性を育てるために欠かせないツール!
以前に比べ、メルマガ登録のハードルが上がっていますが、今後メルマガは不要になるのかというと、そうではありません。
メルマガは直接的な集客ではなく、顧客の育成や管理に必要なのです。
「無料会員のコミュニティ」として活用しましょう。
1 メルマガ登録(無料会員)
2 講座などに参加する(有料会員)
3 会員制ビジネス
4 コアなVIP会員になっていただく
このように、メルマガを活用して、ゆっくりお客様を育てていくことが、経営を安定させるポイントなのです。
・SNSで入口をつくり、メルマガでお客様を育てるしくみをつくる
メルマガでお客様との関係性を育てるためにも、SNS上での「入口」が大切です。
メルマガは興味のある人にメールを送るだけでいいのですが、SNSはこちらに興味がない人を振り向かせる必要があるのです。
ここで、オンライン集客をリアル店舗に置き換えて考えてみましょう。
SNS投稿を見てくれる人を、リアル店舗に置き換えると「ただの通りすがりの人」です。
通りすがりの人にいきなりモノを売ろうとするのは、キャッチセールスと一緒ですよね。
これでは、どんなにいいものでも売れません。
リアル店舗の場合は、そうならないように
「よろしければ、店内にお入りください」
と話しかけて店内へご案内し、サービスの説明をするでしょう。
この流れをオンラインに置き換えると、次のとおりです。
・リアル店舗: 店頭で集客 → 店内に入っていただく → 店内で接客
・オンライン: SNS投稿 → メルマガに登録 → メルマガ配信で教育
SNS上でも、いきなり販売せず、メルマガの登録をしてもらってからサービスを紹介しましょう。
わたし自身も、SNSで講座を満席にしているわけではありません。
SNS投稿でも集客はしていますが、実際はメルマガのリストのお客様で8〜9割を満席にしています。
・SNSで「入口」をつくる
・メルマガでお客様を育てる
このしくみをしっかり押さえて、ビジネスを拡大していってくださいね。
・「いいね」や「フォロー」が増えても集客にはつながらない
SNS投稿をリアル店舗に置き換えると、お店の外でチラシを配っている状態です。
実際にサービスを購入していただくには、接客(メルマガ)が必要だとわかりますよね。
でも、メルマガの登録にハードルを感じるお客様が多いため、「メルマガ登録をお願いしにくい」という人は少なくありません。
これをリアルに置き換えると、
「お店の前のチラシ配りで無視をされたらどうしよう」
「店内に案内しようとして、イヤな顔をされたらどうしよう」
と怖がっているような状態ですね。
でも、ただチラシを配っているだけでは、新規のお客様になってもらえません。
SNSの投稿で「いいね」や「フォロー」の数が増えたとしても、実際にサービスを購入してもらえるわけではないのです。
・オンラインでも「入口」と「接客する場所」を分けましょう
ビジネスで売上につなげるためには、次のような動線をつくることが不可欠です。
1 SNSという入口から、店内に入っていただく
2 メルマガで接客をする
3 興味がある人を体験セミナーや講座にご案内する
4 本命講座やコミュニティといった「ⅤIPルーム」に来ていただく
成功している人は、人を呼び込む「入口」と接客する「店内」の場所をしっかり分けています。
あなたも、オンライン上の「入口」と「店内」を意識して、SNSとメルマガを活用し、ビジネスを大きくしていきませんか?
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