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執筆者の写真大沢清文

●ビジネスの「継承」をイメージしていますか?

・ビジネスの拡大には「継承」が必要!

 


「ひとり経営に限界を感じる」

「いまのサービスを、長期的に続けていきたい」

このようなお悩みを持っている人や

「これからビジネスを拡大していきたい」

という人は、「ビジネスの継承」について考えていますか?

 


 ビジネスを拡大させるために、わたし自身も前回のコラムでお伝えした「ビジネスを拡大する10の壁」を越えてきました。

 


 そして現在は、先生を育成する「経営者」のサポートに力を注いでいます。

 生徒は先生に教わり、先生は「先生の先生」に教わり、さらに、経営者がその組織を支えていきます。

 このようなしくみがつくれると、ビジネスは安定して継続できるようになるのです。

 


 もし、ビジネスの拡大を考えている人は、最初から10個目の「継承の壁」を越えるところをイメージしてみてください

 そのうえで、ビジネスのしくみを考えていくことが大切です。

 理想のゴールから逆算して考えていくと、自分のやるべきことが明確になっていきます。

 

 

・継承するのは「コンテンツ」ではなく「理念」

 

 

「ビジネスの標準化」という言葉を、耳にしたことがある方もいるかもしれません。

 ビジネスの継承を考えたときに、かならず必要になるのが、この「ビジネスの標準化」です。

 


「標準化」とは、誰もが同じように業務を遂行し、同じような成果を出せるようにすること。カリキュラムやコンテンツを、誰でもできるようにすることです。

 


 ただ、カリキュラムやコンテンツは真似できても、あなたの想いや情熱は、簡単には真似できません。

 ですから、お客さまへの想い、商品やサービスへの想い、そして「理念」をまわりに発信し、継承できるようにすることがもっとも大切なのです

 


 あなたの想いを発信することで、共感してくれる人が集まるようになります。

 そこから、さらにビジネスが広がっていきますよ。

 

 

・ビジネスは仲間と一緒に成長させましょう

 

 

 混沌とした昨今では、ともに歩む仲間の存在は欠かせません。

 これからの時代は、競争ではなく「共生」がキーワードです。

 まわりの人と共生し、応援し合える人がビジネスを継続できるのです

 


「継承の壁」は、相手のいることですから、ときに越えられない壁のように感じるかもしれません。

 でも、乗り越える方法はかならずあります。

 ひとつずつ着実にステージを進んで、共感し合える仲間と一緒にビジネスを右肩上がりに成長させていきましょう。

 

 

・継承を踏まえて「時間・人・お金」の3つを満たしましょう

 

 

 ビジネスを拡大し、いずれ継承していくために、欠かせない3つの要素があります

 それは、「時間・人・お金」です

 

・時間…自由に動ける時間をつくりましょう

・人 …仲間を集め、組織やコミュニティをつくりましょう

・お金…お客さまに喜んでいただいてお金を稼ぐことができると、お金持ちになれます

 

 これらを常に意識しながら、ビジネスに取り組むことが大切です。

 

 

・ビジネスを継承することで20年30年とつないでいく



 ビジネスには、サイクルがあることをご存じでしょうか。

 


 ビジネスは10年サイクルで考えましょう。

 なぜなら、10年もの歳月が経つと時代は大きく変化し、お客さまのニーズも変わっていくからです。

 


 でも、10年間同じビジネスをしていると、どうしても感覚が鈍ってしまいがちです。

 だからこそ、ビジネスを20年30年継続させていくには、ビジネスを始めて8年目頃から本格的な継承の準備を始めることを考えてみてください

 


 とくに、わたしと同年代の50代60代の人たちは、昭和のやり方を手放す必要があります。

 お客さまが求めていることは、時代の流れとともに日々変化することを理解し、ビジネスの継承を見据えて動くことが欠かせないのです。

 

 

・10年先の理想の自分をイメージしましょう

 

 

 10年経った自分の姿を、想像したことがありますか?

 わたしは、ビジネスを続けるなかで、10年後をイメージすることも大切にしています。

 そして、わたしがやめてもお客さまや会員のみなさんが、ビジネスでひとり立ちできるようなしくみをつくっておかなくてはいけないと考えています。

 


 現在はその目標に向かって、みなさんが自立していく流れを考えているところです。

 


 それぞれのメンバーが自立した経営者になれば、一人ひとりが1億円を稼ぐことも夢ではありません。

 わたしはそのために、コンサルでサポートしていきたいのです。

 


 あなたの10年後の夢はなんですか?

 自分自身の10年先の姿をイメージしてみましょう

 

 

・未来を見るクセをつけてやりたいことを叶えていく

 

 

「近くを見るから船酔いする」

「100キロ先を見ていれば、景色は絶対にぶれない」

 という、孫正義さんの言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。

 


 目の前のことだけ見ていては、経営もぶれてしまいます。

 まずは1年先のことを考えて、具体的にスケジュールに落とし込んでみてください。

 1年単位で考えるクセをつけていくことで、未来に向けて自分のやるべきことが明確になっていくのです

 それを積み重ねていくと、10年先もイメージできるようになりますよ。

 


 経営者は、何よりも時間とお金が自由になる職業です。

 自分のやりたいことをしながら社会貢献も叶え、しっかりお金を稼いでいきましょう。

 


 大切な仲間とともにビジネスを拡大し、継承する未来のイメージを固めながら、着実に歩みを進めていきたいものですね。




 

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