・離れていても、「個性」に合ったコミュニケーションをとりましょう
多くの会社でリモートワークが定着しましたが、
「相手の気持ちがわかりづらい」
「どう関わっていいのか悩んでしまう」
といった、コミュニケーションにまつわるお悩みは、年々増えています。
でも、それぞれの個性を知る手段があれば、直接会えなくても、相手を活かしながらビジネスを伸ばしていくことは可能です。
わたしたちキレイデザイン協会では、一人ひとりの個性を、生年月日から導き出した「12色」で解説しています。
「色」の調べ方は、拙著、書籍『びっくりするほど当たる! 12色キャラ診断』(かざひの文庫)などで掲載していますので、ぜひ調べてみてくださいね。
今回は、「ブルー」の人の特徴や、コミュニケーションのとり方などをご紹介します。
・ブルーの人は、人の心を包み込み、優しくひっそり輝く月のような人
ブルーの人は、一人ひとりを大切にしながらじっくりと向き合い、まわりの役に立つことに喜びを感じる人です。
その存在は、常に周囲を静観している安心感を与えます。
心のつながりを大切にし、誰とでも気さくに付き合うことができる天性の社交家です。
真面目で、大事なものは守り抜くという責任感も持ち合わせています。
経験の幅を持ち、視野を広げることを意識すると、うまくいくタイプです。
ブルーの人には、次のような特徴があります。
・コミュニケーションを相手に合わせられる
・役割を与えたほうがうまくいく
・何事にも経験と実績を重んじる
・柔軟性が高く、社交力がある
・上下関係を大切にする
キーワードは、「コミュニケーション」で、会話力、伝達力、責任感、誠実です。
ブルーの人は、知的で信頼できる印象を相手に感じさせる力があります。
安心感を与えてくれるので、リラックスして深い話をしたいときには、サポートしてくれるタイプです。
落ち着きたいとき、冷静に向き合いたいときには、空間や服などにブルーの色を取り入れると場が整います。
コミュニケーションを表す色でもあるので、まわりの人にわかりやすく想いを伝えたいときにもおすすめです。
・仕事では、ひとつのことに誠実にコツコツ取り組む堅実家
ブルーの人は、依頼された仕事を誠実にこなし、コツコツと堅実に取り組みます。
経験、実績、伝統を重視し、ひとつのことに時間をかけて、腕を磨きたいと思う研究肌タイプです。
ひとつのことに時間をかけて取り組むのが得意なため、黙々と実績を積み重ねることで、周囲からも評価されます。
後輩の面倒見がよいので、じつは後輩からも慕われ、頼りにされています。
上下関係を大切にする堅実派である分、目上の人に対してもしっかり接することができ、後輩だけでなく上司からも好かれるタイプといえます。
また、役割を与えられると張り切って進めるので、頼られることで目一杯努力するがんばり屋さんです。
経験や実績を大切にするブルーの人は、なんでも経験し、実績をつくれる環境を用意してあげると、能力を発揮してくれるでしょう。
その仕事の必要性を理解できると、よりがんばろうと努力します。
粘り強くやり遂げる力を持っていますが、忘れっぽいところがあるので、約束や期限などの確認は必要です。
リマインド機能を使ったり、チーム内で事前に声をかけたり、フォローを入れてあげると、しっかり取り組んでくれますよ。
・ブルーの人は聞き上手な天性の社交家!
ブルーの人は、人間関係全般において、コミュニケーション力の高い社交家です。
愛嬌があるため、多くの人から愛され、とくに年上の人たちからかわいがられる傾向にあります。
また、人脈と信用を大切にするのも特徴のひとつです。
聞き上手で話し好きな面があり、相手に合わせられるというのも柔軟性が高い証拠でしょう。
相手に合わせて意見を尊重するがゆえ、周囲からは八方美人と思われてしまうことも。
でも、本人は長く落ち込んだりしないので、いつまでも引きずらずに割り切ってしまうこともできます。
・受身のタイプには、こちらから話を投げかけると◎
基本的に受け身なブルーの人に対しては、こちらが話しすぎないように、話を聞いてあげることを意識しましょう。
とくに、リモート会議などでは、ブルーの人に「どう思う?」と話を振ってみると、全体を俯瞰した意見が聞けるかもしれません。
さらに、
「いてくれて安心するよ」
「みんながあなたのことを頼りにしているよ」
「みんなと仲良しだね」
「□□について、みんな喜んでいたよ」
という言葉をかけると、役割を果たそうと個性を発揮します。
ほめ言葉はストレートに伝えるよりも、
「◯◯さんがほめていたよ」
と、遠回しな言い方のほうが受け取りやすいのでおすすめです。
リモートワークが増え、直接会う機会が減っていても、「個性」に合った関わり方を心がけるだけで、相手と円滑にコミュニケーションがとれます。
一人ひとりの個性を活かして、さらにビジネスを活性化していきましょう。
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