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執筆者の写真大沢清文

●人の「3タイプ」に合わせて、いい関係を築きましょう

・ビジネスは、相手のタイプに合わせることでうまくいく



 あなたは、相手に合わせた接客や経営を意識していますか?

 サロンを経営していると、さまざまな悩みに直面するものです。

 そのなかでも、多くのサロンオーナーさんたちから、こんなお悩みをよく耳にします。



・成約率が上がらない

・お客様のニーズに合わせた商品やサービスを、提供できていないのかもしれない…

・高額商品がなかなか売れない

・お客様にリピーターになってもらえない

・スタッフをどう育成したらいいか悩んでいる

・ナンバー2がなかなか育たない



 だから、サロンの売上が安定しないというのです。



 このように、大勢のオーナーさんたちが、「集客」「セールス」「人材育成」といった対「相手」との関係性づくりがうまくいかずに悩んでいます


 わたしの提供しているキレイデザイン学では、こういった「人」に関する悩みにフォーカスしています。

 今回は、人の特徴を3つに分けたときのそれぞれの特徴と、個性を活用する方法までお伝えしていきましょう。

 自分やスタッフのタイプを知ることで、悩みにも対応しやすくなりますよ。



・人の3タイプを把握しましょう



 キレイデザイン学では、人の個性を、それぞれの特徴に合わせて「MOON」「EARTH」「SUN」という3タイプに分類しています。



 それぞれのタイプの特徴を把握すると…

・お客様のニーズに合わせたご提案ができる

・自分の個性に合ったサロンの経営方法がわかる

・スタッフの個性に合わせた人材育成ができる

ようになります。


 オーナーが自分の経営方法の悩みを解決すると、売上を3倍にすることも不可能ではありません

 では、それぞれがどのような特徴を持っているのか、3タイプ別に解説していきましょう。



・「MOON」の経営者は、新しいものを生み出すのが得意



 MOONの特徴としては、次のようなことがあげられます。

・安全性や本物、原理が大切

・人柄や品質を重視する

・競争やケンカはしたくない

・信用を築く行動をする

・ムダが多い


 MOONは、何もないところから、新たなものを生み出すことが得意です

 これは、経営手法としても、おおいに役立てられる特徴といえるでしょう。



・「EARTH」の経営者はアレンジが得意!



 EARTHは、次のような特徴があります。

・競争して勝ちたい

・コストパフォーマンスを重視する

・時やタイミングが大切

・身体をフルに使った行動をする

・ムリをしがち


 経営手法としてはMOONと異なり、すでにあるものをアレンジして売上につなげることが得意です



・「SUN」の経営者は、さまざまな事業を同時進行するとうまくいく



 3番目にご紹介するSUNの特徴は、次のような点です。

・何でもトライしていきたい

・規模やステータスが重要

・「いましかない!」と、すぐに行動する

・気分にムラがある


 SUNの人たちは、いろいろなものをうまく展開させ、多角化して同時進行させることを得意としています



・「口グセ」には、3タイプ別の価値観が出ている



 それぞれのタイプは、シーンによってもその特徴があらわれます。

 まずは、「よく使う言葉」です。



 MOONは、「なんで」「どうして」「なるほど」という言葉をよく使います。

 形のないものに価値を見出したい性質があるため、そこに至るまでのプロセスを知って、安心したい気持ちもあるのでしょう。

 とくに、相手や自分の理念やポリシーを重視しています。



 EARTHの口グセは、「使える」「納得」「言い換えれば」「結局」です。

 MOONとは逆に、形のある価値や結果を大切にします。

 自分が納得できるかどうかを熟考し、自分の言葉に言い換え、結論を出すのが得意です。



 SUNは、「スゴイ!」「絶対!!」「とりあえず」をよく口にします。

 権威や安心を重視する、SUNらしい言葉といえるでしょう。

 いつも光輝くためのスピーディーな方法を探求し、権威権力のあるものや、感性に訴えるものに惹かれます。



・コミュニケーションにあらわれる、3タイプの強みとは



 MOONは、まず「頭」で理解しようとするために、「目」を使って相手をよく観察します

 また、相手に自分のことを理解してもらいたいので、話が丁寧で長くなりがちです。

 結論は最後までわからない…という人が多い傾向にあります。


 EARTHの特徴は、相手と自分がつながっていることを「耳」で確認するため、「言葉」を使って相手に確かめます

 また、重要点のみを押さえておきたいので、話は結論から始まり、内容を極力省いて、最後に結論を繰り返すという、効率重視の話し方が得意です。


 SUNは、相手と自分が仲間かそうでないかを「感性」によって感じようとするため、まず場の空気を察しようとします

 自分の感性がキャッチしたものを大切にする反面、気分が変化しやすいのも特徴的。

 会話に一貫性を持たせることが難しく、どんどん話が展開していったり、別の方向へ飛んだりしがちです。



・3タイプ別の、望ましいクレーム対応


 MOONは、本人から直接謝ってもらうことを望むタイプです。

 後日、担当者から手書きの手紙などを送られてくると、納得しやすいでしょう。


 EARTHは、誠意を形で表現してもらいたいタイプです。

 商品券やサービス券を送るなど、形あるもので示されると気持ちが落ち着きます。


 SUNは、責任者に謝ってもらうと納得する傾向があります。

 上層部の人が対応してくれることで、気持ちがおさまるでしょう。



・タイプに合わせた接し方で、「いい関係」をつくりましょう



 いかがでしたか?

 3つの性格タイプによって、行動パターンがずいぶん変わりますね。

 タイプを知ることで、自分自身の悩みが解消したり、スタッフのタイプに合わせた悩み解決にもつながっていきます。


 3タイプの調べ方は、拙著、書籍『びっくりするほど当たる! 12色キャラ診断』『みんなちがって みんなだいすき!』(ともにかざひの文庫)、電子書籍『10色のカラーでわかる 運気リズム診断』(Kindle出版)に掲載しています。


 コミュニケーションの取り方が変わると、より相手から喜ばれ、信頼され、いい人間関係が築けるようになっていくはずです。

 ぜひ、チェックしてみてくださいね。











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