・経営者に一番必要な能力は「マネジメント」
経営者の仕事には、3つの欠かせない仕事があることをご存じでしょうか。
その3つとは、「マネジメント」、「セールス」、「マーケティング」です。
・マーケティング…人をどうやって集めるか
・セールス…どうやってお金にするか
・マネジメント…どうやって仲間を増やすか
というように、すべてスキルが違います。
そのなかで、もっとも重要なのは「マネジメント」です。
経営者が自分でマーケティング(集客)やセールスを行っているうちは、1億円の売上は上がりません。
わたし自身は、先生たちが仲間を増やして活躍しやすくなるように、マネジメントをメインに行っています。
・経営者こそ、コミュニティで仲間づくりをしましょう
「集客することが経営だ」
「集客をしなければ売上が下がってしまう」
こんなふうに思っていた時期が、わたしにもありました。
でも、それでは一営業マンになってしまいますよね。
そうならないためにも、経営者は、自分が一緒にサービスを売る「仲間」を探すことが大切です。
「この人と一緒に働きたい」というビジネスパートナーを探そうとしたら、コミュニティをつくったり、マネジメントに力を入れたり、必要なことが明確になっていくでしょう。
・徳を積める環境をつくって、みんなで運を上げましょう
「経営者の条件は、運が強いこと」
こんな言葉を耳にしたことはありませんか?
経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんは、後世に次のような言葉を残しています。
「誰かに徳を積んだとして、かならずしも、その相手から見返りがあるわけではない。
どこから返ってくるかわからないから、会う人それぞれに、徳を積んでいくこと」
わたしも、キレイデザイン協会をつくっていくなかで、この言葉を思い返して「運と徳」を大切にしてきました。
コミュニティは、長く継続することが重要です。
そして、10年、20年続くコミュニティをつくるには、人間力を上げることが欠かせません。
・いい未来を語れる環境
・まわりを応援することで徳を積める環境
コミュニティメンバーも運がよくなるように、徳を積める場をつくってあげることも、経営者の役割ではないでしょうか。
仲間とともに長期的に発展していくには、こういったことにも目を向けていくことが必要です。
日頃からまわりの人の応援をして徳を積んでいる人は、自分が何か始めるときに、かならず応援が入ります。
一方、徳を積んでいない人の場合は、応援が入りづらくなるのです。
わたしたちキレイデザイン協会では、夢を叶えるために活動をしていますので、応援をしてもらいやすくなるために、徳を積むこと、応援をすることを心がけています。
・「運気」の流れに乗っていますか?
人や国や経済には、10年周期の運気があるといわれています。
(詳しくは、拙著『10色のカラーでわかる 運気リズム診断』をご参照ください)
たとえば、いま、日本経済は「経済台頭の時代」にあたるため、これから数年は株価が上がっていく気運があります。
50年前の経済台頭期でも、物価が高騰しています。
このように、国の運気は経済活動とも密接につながっているものですから、わたしたち経営者は、運気についてしっかり知っておくことが得策です。
そのため、わたしたちキレイデザイン協会では、仲間とともに、国や企業、人の運気を読み解く勉強もしています。
・会社の成長は、「運気」に乗ることがカギ
ひとつの会社が成長する際に、経営者が10周期の法則を把握していることはとても大切です。
どの会社にも、次のような運気の周期があります。
・1〜3年間 : 成長期
・4〜7年間 : 安定期
・8〜10年間 : 転換期
キレイデザイン協会も、1〜3年で大きく成長し、4年目からはその売上を維持しています。
現在8年目を迎えているので、さらなる発展・継続のために、後進の人に引き継ぐなどの転換を考えているところです。
このように、会社は自然と運気に沿って成長をしていきます。
会社を10年以上継続させていくためにも、経営者は、国と会社と仲間(人)の運気も考慮しながら計画を立てていくといいでしょう。
つい、目の前のことに追われて、売上を上げることや、集客をすることに目が行きがちになっていませんか?
この世の流れには「運気」があることを知っていれば、長い目で見て、いまやるべきことがわかり、ビジネスを大きくしていくことができますよ。
これからの時代を力強く乗り越えていくためにも、大切な仲間と一緒に徳を積みながら、みんなで運気をよくしていきましょう。
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