●夢の現実化と社会貢献のバランスをとってステージを上げよう
- 大沢清文
- 5 日前
- 読了時間: 4分
・バランスがとれた美しい経営をしていますか?
「自分のビジネスを広めたいし、社会貢献もしたい」
このような想いをいだいている経営者は、大勢います。
そんなとき、あなたは「バランス」を意識していますか?
わたしは、社会のマイナスの状態(悩み・問題)を解決して、プラスに変換するものが、会社だと考えています。
社会(・・)のバランスをうまくとることが、会社(・・)の役割。
だからこそ、「社会」の文字を反対にすると「会社」になるのかもしれませんよね。
わたしの会社の使命は、女性経営者の経営のお悩みをなくすことです。
あなたの会社は、どんな使命を持っていますか?
会社の発展と同時に社会の問題を解決し社会貢献する、このバランスが、美しい経営にもつながるのです。
・女性が活躍することは社会問題の解決にもなる
会社は経済活動を行う場ですから、お金を稼がなくてはいけません。
わたしはこれまでの仕事で、女性が結婚・出産を理由にキャリアを断念する姿をたくさん見てきました。
そういった経験から、
「ライフステージが変わっても、女性が社会で活躍できるようにしたい!」
という想いで、協会を立ち上げたのです。
女性が社会で活躍する姿は、美しいものです。
現在は、女性が働きやすい「オンライン講師」という働き方を提唱し、活躍する女性が増えています。
講師たちが活躍することは、「女性の社会進出」という社会問題の解決にもつながっているのです。
そして、講師が働く際の悩みを、協会が解決していきます。
「どんな社会問題を解決できるか?」
という視点でビジネスに取り組んでいけば、誰もが美しい形で経営を継続していくことが可能なのです。
・ネガティブなことには振り回されない
会社の経営を盤石に行うには、クレームに対応するスキルも欠かせません。
クレームの内容によっては、こちらの成長につながるものもありますが、なかには「ただ グチや不平不満を言いたいだけ」というケースもあるので、受けとめ方にも注意が必要です。
グチや不平不満の場合、まじめに聞き続けていると、こちらが疲弊してしまうこともあります。
相手のネガティブな一面に振り回されないようにするには、クレームを真正面から受けとめすぎないことも大切です。
フラットな状態を保ちながら、淡々と話を進めることは、経営者として心身のバランスを保つために身につけておきたいことです。
・人間関係では調和を意識する
ビジネスには、トラブルがつきものです。
何かトラブルが起こったときは、一度ニュートラルな場所に立ち戻りましょう。
人間関係のトラブルのポイントは、はじめからどちらかの肩を持つのではなく、いったん中立の立場をとることです。
人間関係のゴールは、調和を意識することを目指します。
経営者として、何か決断をしなくてはいけないときには、
「少しお待ちいただけますか」
と声をかけ、自分自身をニュートラルな状態にしてから対応しましょう。
いったん間を置くことで、中立なところに意識を戻すことができますよ。
・お客さまと売り手のいいバランスを目指す
これまでにも、たびたびお伝えしてきたように、経営者が美しく生きるには、「美しい経営」が必要です。
お客さまは、よいものを安く手に入れたいと思い、売り手側は、よいものを高く提供したいと思っています。
でも、経営者の心に余裕がなくなると、商品を売ろうと必死になり、集客に躍起になって、無理にサービスを提供しようとしてしまうかもしれません。
このままでは、お客さまと経営者の想いは、陰と陽のように交わりません。
ですから、陰と陽の調和がとれた状態を心がけ、お客さまとこちらがお互いに納得できるちょうどいいバランスを目指しましょう。
「美しい経営」は、その難しいバランスが整った状態なのです。
・美しい経営が社会全体を美しくする
人は本来、成長したいと願っています。
会社も人と同じように成長していくものです。
たとえば、わたしが運営するキレイデザイン協会は、人間関係の悩みを色で解決する講師、その講師を育て、働き方を伝える先生、そしてそのしくみを支える経営者、というように所属する人たちのステージが上がっていくしくみをつくっています。
もちろん、全員が経営者を目指す必要はありません。
ただ、経営者には社会をよくしていく役割があるので、「ゆくゆくは社会貢献をしたい」 という人には、ぜひ経営者を目指してほしいところです。
キレイデザイン協会は、10年かけて講師を育てる先生を育成してきました。
次の10年では、経営者を育成していく予定です。
美しい経営を行う経営者が増えることは、社会全体をより美しくしていくことにもつながります。
あなたも、自分の夢の現実化と社会貢献のバランスをとりながら、会社の発展を実現させていきましょう。

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