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執筆者の写真大沢清文

●未来へ投資してお金のいい循環をつくりましょう

・「お金の遣い方」に目を向けていますか?

 

 

「ビジネスを右肩上がりにする」

「3年後には年商1億円!」

 とイメージすることは大切です。

 でも、あなたは目標を決めたあと、未来の自分のために動けているでしょうか?

 


 年商1億円を目指そうと、目標を決めて日々がんばっている経営者は大勢います。

 また、すでに目標を到達して、次の目標に向かっている人もいるでしょう。

 


 ビジネスをどんどん拡大している経営者は、上手に自己投資をしています。

 つまり、ビジネスで成功するには「稼いだお金をどのように遣うのか」がポイントなのです

 今回は、美しい経営に必要なお金の考え方についてご紹介していきましょう。

 

 

・右肩上がりの売上は「自己投資」がカギになる

 

 

「年商を1億にしたい!」

 と目標にしている経営者も、一度だけ1億円に到達すればいいというものではありませんよね。

「右肩上がりに稼ぎ続けたい!」

 と考えている人が大半でしょう。

 


 でも、1億円の売上を継続するには、それまでの現状維持では難しいものです。

 


 では、何をすれば右肩上がりの売上を達成できると思いますか?

 答えは、「自己投資」です。

 


 稼いだお金をただ貯めているだけでは、あなたの会社は大きく育っていきません。

 投資をして売上が上がったら、次の年のために再投資が必要です。

 そうして循環させるからこそ、さらにお金が入ってくるのです。

 


「ビジネスを大きくしていきたい」

 そう思うのであれば、手元にあるお金を自己投資に遣うと、可能性が何倍にも広がっていきます。

 この自己投資の有無によって、翌年の売上の伸び方は大きく変わるでしょう

 

 

・「学び」に自己投資をしていますか?

 

 

 多くの女性は、目の前の子育てや家庭のこと、集客やスタッフの育成に意識が向いて、なかなか未来のことを考えられないのではないでしょうか。

 どうしても「今日、何をしようか」と、いまこの瞬間に集中せざるを得ないのです。

 


 でも、経営者は先のことを考えることも仕事の一環です。

 


 だからこそ、わたし自身も「学び」にお金を遣うように心がけています

 1億円を稼ぐために、必要だと思うことを学びにいくのです。

 もしくは、自分の会社のスタッフに学んでもらうようにしています。

 


 こうして、常に「未来」のためにお金を遣うことを意識してみると、少しずつ未来が豊かになっていくのです。

 

 

・女性には「守る」本能が備わっている

 

 

 女性の場合、投資をすることに抵抗を感じる人も多いものです。

 一方、男性は自己投資へのマインドが高い傾向があります。

 


 古代から、「農耕型」の女性は家庭を守る意識が高く、「狩猟型」の男性は、生きるために狩りをしてきました。

 その役割の違いも、投資に関係しているのでしょう。

 女性は本能的に、稼いだものを貯蓄するなど、「守る力」が強いと言われています。

 そのため、手元からお金がなくなることを怖いと感じる人が多く、投資にお金を回しにくいのかもしれません。

 


 これは、どちらがいい・悪いということではなく、どちらも人間が生き残るために必要なものなのです。

 女性の場合、「守りたい」本能があるのだとわかると、「お金を遣う」ことへの怖さや抵抗も徐々に軽減していくでしょう

 

 

・お金もエネルギーも出すことで入ってくる

 

 

 女性は、貯めることに「安心」を感じる人が多いものです。

 でも、「貯める」ことは、流れを止めて新しいものが入ってこないデメリットもあります。

 貯め込むだけでは、物事は拡がっていかないのです。

 


 ここで、わたしがよく例として紹介する「ヨルダン川のダム」の話をしましょう。

 ヨルダン川のダムのなかでは、水が溜まっているところはどんどん水が腐ってしまい、水が流れているところはいつも澄みきっています。

 つまり、いつも澄みきった自分であるためには、流れが滞らないようにすることが大切なのです

 


 これは、お金も同じこと。

 流れを止めずに、循環していることが必要です。

 


 では、循環を生み出すには、どのようにしたらいいでしょうか?

 それは、「出入口」という言葉からもわかります。

 「出入口」とは言いますが、「入出口」とは言いませんよね。

 


 「入れる」ためには先に出して、入れる余白をつくる必要があります

 「出す」が最初にあって、その次に「入れる」。

 この順番が大切なのです。

 

 

・エネルギーを循環している人がどんどん豊かになっていく

 

 

 お金持ちになる人は、エネルギーを循環するマインドを常に持っています。

 


「たらいの水の法則」という話を聞いたことはありますか?

 これは、たらいのなかで、自分とは反対側に水を送ると、自然と水は自分のほうへ戻ってくるというものです。

 


 これを言い換えると、

「人を応援すれば、自分も応援される」

 ということにも当てはまります。

 


 お金も気持ちも、出せばどこかからかならず自分に戻ってきます。

 お金は遣うと入ってくることを意識して、有効な自己投資をしていきましょう。

 


 澄んだ水の流れのようにエネルギーの循環を起こしている人ほど、豊かになっていくのです





 

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