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執筆者の写真大沢清文

●自分のライフステージに合った働き方ができていますか?

・「5つの働き方」から自分に合ったものを見つけましょう



 あなたは、いま、自分の理想の働き方をしていますか?



 働き方のタイプを知り、自分に合った働き方へシフトチェンジしていくと、人生はより豊かになっていくはずです。



 いま、働き方は大きく変化してきています。

 わたしは、大きく分けると、5つに分類することができると考えています。

 それは、


①雇用タイプ

②個人事業主タイプ

③専門家タイプ

④起業家タイプ

⑤経営者タイプ


 の5つです。



 どのタイプがいい悪いではなく、すべてにメリット・デメリットがあります。

 


 この5つの働き方をもとに、一人ひとりが異なるキャリアステージにいることを認識し、いまの自分の立場から、どのステージを目指すべきか見つけていきましょう。



・会社に守られている安心感に落ち着く「雇用タイプ」



「雇用タイプ」は、会社員や派遣、パート、主婦として働いている人たちが該当します。

 このタイプのメリットは、安定した収入を得られるため、安心感があることです

 基本的に、収入は月に10万円以上で、ボーナスや退職金があることも魅力のひとつ。



 デメリットとしては、この安定した状況から抜けるのが不安になることです。

 固定の収入がなくなる不安から、このステージを抜け出せなくなる傾向があります。

 また、すべてのやりたいことが仕事にはならないので、その点は我慢も必要です。



・収入は安定しないが自由度の高い「個人事業主タイプ」



「個人事業主」のタイプには、好きなことを仕事にして収入を得られる自由さがあります

 時間や働き方など、ある程度自分の好きなようにできるところが、何よりのメリットです。収入は、月に10〜30万円程度の人が多いでしょう。



 デメリットは、会社に守られている雇用タイプとは異なり、お客様がいなくて時間が余ることです。そのため、年間の収入は安定しません。



 まわりを見ると、インスタグラムなどでキラキラしている人たちが目に入り、いろいろな新しい知識を持っていることから、自分に対して不足感を感じることも多いかもしれません。

 自分にはスキルが足らないという不安から、さまざまな資格をとって補おうとすることも…。

 会社員で培った専門的なことを、そのまま活かして独立すればいいのですが、いろいろな資格をとる人は、かえってうまくいかなくなってしまいます。

 何をやっているのか、どこを目指したいのか、見失わないように注意が必要です。



セールスは苦手でも好きを極められる「専門家タイプ」



 好きなことや得意なことを深く追求し、自分の専門を極めているのが「専門家タイプ」です

 手に職を持っている人が、好きなことに没頭できる環境にあります。

 売上の目安は、300万円です。



 専門性があるがゆえに、「いい商品は買ってくれるだろう」と自負しているところがあり、自分からはセールスをしません。

 人から嫌われたくないという思いがあり、収入は得たいけれど、「売ることは悪いこと」だと思いやすい傾向があります。



 自分の技術や施術に自信を持っている専門家の人たちは、お客様のほうから来てくれるので、物販など物を売ることが苦手になりがちです。

 でも、集客やセールスが苦手だと収入は伸び悩むため、専門家タイプ以降の働き方をする人は、年間売上を意識する必要があります。



・働くほど収入が上がる「起業家タイプ」



「起業家タイプ」のメリットは、収入が高いことです

 セールスが得意なため、よく売れ、その分売上が上がります。



 ただ、お客様が多いので、売れば売るほど忙しくなるのも特徴です。

「休むと収入が減る」という不安から休むことができず、忙しい時期が続くので時間がありません。

 欠点は、人に仕事を振れないというところです。

 それを改善しなければ、ずっとすべてをひとりで行う必要があります。

 収入としては、年商1000万円を超えることが目安。



・人にセールスを教えることで、億単位の年収も可能になる「経営者タイプ」



「経営者タイプ」は、まわりにスペシャリストがいるので、自分のやりたいことができるところがメリットです

 収入は上がり、自分が苦手なことはスタッフや外注に任せられる余裕があります。



 デメリットとしては、起業家・専門家・雇用者がお客様になるので、しっかりしないといけない、弱みを見せてはいけないという責任を常に感じること。

「なぜ、まわりの人は仕事ができないのだろう」という思いを持っていますが、その状況を変えるには、自分以外の人にセールスを教えていくことが必要になります。



 このタイプの人の場合、次のステージに進む一歩を踏み出すためには、年商1億円を超えることを目安にしてください。



・ライフステージに合わせて、自分が輝くための働き方を見つけましょう



 キレイデザイン協会では、10年前に「人生をもっとキレイにカラフルに」をモット―に掲げ、オンラインで働く女性の「人間関係」と「働き方」と「生き方」をつくってきました。



 当時の働き方をイメージすると、次のような流れがあります。

①学生 → ②就職 → ③結婚 → ④出産 → ⑤子育て → ⑥子離れ → ⑦介護



 たとえば、まず学生から就職して雇用されます。

 だいたい30歳くらいで結婚・出産するため、いったん会社を辞めて、パートや旦那様の扶養に入るケースが多いでしょう。


 でも、いまは、女性がもっと活躍できる働き方があります。

 ある程度子育てがひと段落する、もしくは、子育て中に個人事業主としてフリーランスや副業をする人もいるかもしれません。

 子育てが終わったら、スキルを上げて専門性を極め、専門家として収入を上げていきます。

 そこから起業家になり、コミュニティやチームをつくって、さらに次のステージの経営者になっていくのです。



 経営者は、自分の収入だけでなく、社員や自分のまわりの人たちに仕事を与えて豊かにするという、社会貢献のような役割をしています。

 このように、人はどんどん上のステージまで上がっていくことができます。



 仕事は、変わりゆくライフステージのなかで、女性がいつも美しく輝けるようにしてくれます

 経済的自立をして、自分にできる専門性をつくり、経済を潤し、今度はまわりの人へ貢献していく…、いまはそれが可能な時代です。



あなたも、自分に合った働き方のタイプを目指していきませんか?



 

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