・「5つの働き方」から自分に合ったものを見つけましょう
あなたは、いま、自分の理想の働き方をしていますか?
働き方のタイプを知り、自分に合った働き方へシフトチェンジしていくと、人生はより豊かになっていくはずです。
いま、働き方は大きく変化してきています。
わたしは、大きく分けると、5つに分類することができると考えています。
それは、
①雇用タイプ
②個人事業主タイプ
③専門家タイプ
④起業家タイプ
⑤経営者タイプ
の5つです。
どのタイプがいい悪いではなく、すべてにメリット・デメリットがあります。
この5つの働き方をもとに、一人ひとりが異なるキャリアステージにいることを認識し、いまの自分の立場から、どのステージを目指すべきか見つけていきましょう。
・会社に守られている安心感に落ち着く「雇用タイプ」
「雇用タイプ」は、会社員や派遣、パート、主婦として働いている人たちが該当します。
このタイプのメリットは、安定した収入を得られるため、安心感があることです。
基本的に、収入は月に10万円以上で、ボーナスや退職金があることも魅力のひとつ。
デメリットとしては、この安定した状況から抜けるのが不安になることです。
固定の収入がなくなる不安から、このステージを抜け出せなくなる傾向があります。
また、すべてのやりたいことが仕事にはならないので、その点は我慢も必要です。
・収入は安定しないが自由度の高い「個人事業主タイプ」
「個人事業主」のタイプには、好きなことを仕事にして収入を得られる自由さがあります。
時間や働き方など、ある程度自分の好きなようにできるところが、何よりのメリットです。収入は、月に10〜30万円程度の人が多いでしょう。
デメリットは、会社に守られている雇用タイプとは異なり、お客様がいなくて時間が余ることです。そのため、年間の収入は安定しません。
まわりを見ると、インスタグラムなどでキラキラしている人たちが目に入り、いろいろな新しい知識を持っていることから、自分に対して不足感を感じることも多いかもしれません。
自分にはスキルが足らないという不安から、さまざまな資格をとって補おうとすることも…。
会社員で培った専門的なことを、そのまま活かして独立すればいいのですが、いろいろな資格をとる人は、かえってうまくいかなくなってしまいます。
何をやっているのか、どこを目指したいのか、見失わないように注意が必要です。
・セールスは苦手でも好きを極められる「専門家タイプ」
好きなことや得意なことを深く追求し、自分の専門を極めているのが「専門家タイプ」です。
手に職を持っている人が、好きなことに没頭できる環境にあります。
売上の目安は、300万円です。
専門性があるがゆえに、「いい商品は買ってくれるだろう」と自負しているところがあり、自分からはセールスをしません。
人から嫌われたくないという思いがあり、収入は得たいけれど、「売ることは悪いこと」だと思いやすい傾向があります。
自分の技術や施術に自信を持っている専門家の人たちは、お客様のほうから来てくれるので、物販など物を売ることが苦手になりがちです。
でも、集客やセールスが苦手だと収入は伸び悩むため、専門家タイプ以降の働き方をする人は、年間売上を意識する必要があります。
・働くほど収入が上がる「起業家タイプ」
「起業家タイプ」のメリットは、収入が高いことです。
セールスが得意なため、よく売れ、その分売上が上がります。
ただ、お客様が多いので、売れば売るほど忙しくなるのも特徴です。
「休むと収入が減る」という不安から休むことができず、忙しい時期が続くので時間がありません。
欠点は、人に仕事を振れないというところです。
それを改善しなければ、ずっとすべてをひとりで行う必要があります。
収入としては、年商1000万円を超えることが目安。
・人にセールスを教えることで、億単位の年収も可能になる「経営者タイプ」
「経営者タイプ」は、まわりにスペシャリストがいるので、自分のやりたいことができるところがメリットです。
収入は上がり、自分が苦手なことはスタッフや外注に任せられる余裕があります。
デメリットとしては、起業家・専門家・雇用者がお客様になるので、しっかりしないといけない、弱みを見せてはいけないという責任を常に感じること。
「なぜ、まわりの人は仕事ができないのだろう」という思いを持っていますが、その状況を変えるには、自分以外の人にセールスを教えていくことが必要になります。
このタイプの人の場合、次のステージに進む一歩を踏み出すためには、年商1億円を超えることを目安にしてください。
・ライフステージに合わせて、自分が輝くための働き方を見つけましょう
キレイデザイン協会では、10年前に「人生をもっとキレイにカラフルに」をモット―に掲げ、オンラインで働く女性の「人間関係」と「働き方」と「生き方」をつくってきました。
当時の働き方をイメージすると、次のような流れがあります。
①学生 → ②就職 → ③結婚 → ④出産 → ⑤子育て → ⑥子離れ → ⑦介護
たとえば、まず学生から就職して雇用されます。
だいたい30歳くらいで結婚・出産するため、いったん会社を辞めて、パートや旦那様の扶養に入るケースが多いでしょう。
でも、いまは、女性がもっと活躍できる働き方があります。
ある程度子育てがひと段落する、もしくは、子育て中に個人事業主としてフリーランスや副業をする人もいるかもしれません。
子育てが終わったら、スキルを上げて専門性を極め、専門家として収入を上げていきます。
そこから起業家になり、コミュニティやチームをつくって、さらに次のステージの経営者になっていくのです。
経営者は、自分の収入だけでなく、社員や自分のまわりの人たちに仕事を与えて豊かにするという、社会貢献のような役割をしています。
このように、人はどんどん上のステージまで上がっていくことができます。
仕事は、変わりゆくライフステージのなかで、女性がいつも美しく輝けるようにしてくれます。
経済的自立をして、自分にできる専門性をつくり、経済を潤し、今度はまわりの人へ貢献していく…、いまはそれが可能な時代です。
あなたも、自分に合った働き方のタイプを目指していきませんか?
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