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執筆者の写真大沢清文

●1億円を稼ぎ続けられる人の特徴

・稼げる女性は、話し上手よりも聴き上手



 あなたは、お客さまのお話を引き出せていますか?

 一時的ではなく、継続して稼ぎ続けられる経営者には「聴き上手」という共通点があります。


 ビジネスは、お客さまが自分に必要な商品を買ってくださるからお金をいただくことができます。

 でも、お客様自身も必要なものをわかっていない場合もあるでしょう。

 だからこそ、お客様に必要なものを引き出し、提供することができる「聴き上手」な人が、ずっと継続して稼ぐことができる人なのです。



・「教える」より「引き出す」ことで、人の才能は開花する



 コンサルを行うとき、わたし自身も、まず聴くことを意識しています。

「どこに行きたいのか? なぜそこに行きたのか?」

 というお客さまの理想とその理由を引き出し、

「そこにたどり着けない悩みや問題は何なのか?」

 と聴いていくことで、次第に問題が解決していくのです。



 英語で教育(Education)という言葉がありますが、大元は「引き出す」という意味なのだそうです。

 人の才能を伸ばすには、「教える」よりも「引き出す」ことが大切だと考えられているのでしょう。



 これは、コンサルの相談にも通じています。

 たとえば、売上を年商100万円から1000万円に上げたいという人には

「どうして1000万円にしたいのか?」

 という理由から聴いていきましょう。


 そうすることで、相談者本人の口から、目標にたどり着けない理由や問題点を引き出していくことができます。

 つまり、うまく相手の話を聴き、相手の考えを引き出すことができれば、こちらから問題点を探したり、指摘したり、何かを教える必要はないのです。



・お客さま目線で必要なものが「売れる商品」になる



 ビジネスでは、お客さまの「理想」を引き出してあげることが不可欠です。

 この叶えたい理想が明確になったとき、実現するために不足している部分を埋めるものや、お悩みに対処できるものが、お客さまに買っていただける「商品」になります。


 あなたは、ひとりよがりではなく「お客さま目線」になっていますか?

 売り手側がよかれと思ってつくった商品も、お客様に必要とされなければ買ってはいただけません。

 ですから、お客さまの話をしっかり聴いて、必要としているものを理解することが欠かせないのです。


 それには「聴き上手」になることが必要です。

 お客さまの理想の未来と悩みを引き出し、そこへ行くための壁や問題をクリアするための商品を提供していきましょう。


 たとえば、わたしの場合は「なりたい女性像」へ向かうために存在する障害や、「夫」「お金」「人間関係」というような具体的な問題に合わせて、悩みを解決するコンテンツを提案しています。



・理想を叶えながらステップアップしていく



 また、理想は「叶えておしまい」ではありません。

 人は常にいい未来に向かって成長していきたいものですから、わたしは一緒に階段をのぼりながらステップアップをうながしていきたいと思っています。


 わたしの理想は、ゼロからスタートした女性経営者が、まずは年収1000万円をクリアし、その次に3000万円稼げるようになり、ゆくゆくは1億円に到達することです。

 そして、「人とお金を自動化する」ためのしくみをつくり、1億円も超えていくサポートも考えています。

 このように、理想を叶えながら成長していけるように、ステップアップしていく階段を考えて、商品やサービスを提供していきましょう。



・「職人」「マネージャー」「起業家」の思考の違いを知る



 ビジネスに対する思考には、「職人」「マネージャー」「起業家」という3つのタイプがあります。



 ひとつ目の「職人」は、いわゆる職人・講師・施術者のこと。

 自分の時間を切り売りする働き方をしています。

 メイクやネイルの技術など、過去から積み上げてきた資産を提供するモデルです。

 でも、この働き方モデルでは、年収1000万円くらいまでしかいかないでしょう。



 2つ目の「マネージャー」は、人を管理して動いてもらう働き方です。

 このモデルなら、3000万円くらいはいけるでしょう。



 3つ目の「起業家」は、1億円を超えられる働き方です。

 でも、1億円を超えるためには、新しいモデルをつくる、1~3年後の商品をつくる、未来の人材を集める…というように「未来をつくる仕事」が不可欠です。



 女性の場合、「自分が現場に入って、お客さまに喜んでいただく」という職人思考で働いている人が多いのではないでしょうか。

 たしかに目の前のお客様に喜んでいただくことは大切ですが、実際、継続して稼ぎ続けるためには「未来をつくる仕事」は欠かせません。このしくみをつくるための「起業家目線」を培っていきましょう。



 まずは、「職人」「マネージャー」「起業家」の視点の違いを知り、自分の理想の働き方を考えてみてください。



・1億円稼ぐ人は、未来志向で、しあわせを循環している



 先ほど触れたように、1億円を稼げるようになるには、しくみづくりや事前準備が必要です。最低でも2~3年がかりの取り組みになるでしょう。

 ですから、いまから3年後について考える「未来思考」をすることが大切なのです。

 1日の仕事のうち、7~8割は、明日以降の2年後3年後のための仕事に変えていきましょう。



 実際、わたしがエステやメイクに携わっていたときは、朝から晩まで仕事をして、ようやく1000万円を超えている状態でした。

 でも、協会をつくり、みんなが動いてくれるしくみにして、常に来年の話をするように働き方を変えたところ、1億円を超えることができたのです。

 やはり、ひとりではなく仲間の力は必須なのだと実感しました。



・1年目は、まず自分が豊かになる

・2年目は自分と同じ考えの人たちを集め、その仲間と50:50で豊かになる

・3年目でその輪をもっと拡大していく


 このように、3年計画で進めていくことが大切なのだと実感しています。



 まず自分がしあわせになって、そのしあわせをまわりに与えていきましょう。

 自分が稼げるようになり、豊かになったら、稼げるノウハウをまわりに与えていきましょう。

 まわりにしあわせの循環を起こせる人が、1億円を稼げる人になっていくのです。






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